注文住宅の坪単価とは?計算方法やハウスメーカーと工務店での違いを解説

2021.07.26

おかねの話

家の購入を検討していると「坪単価」という言葉を耳にしたことはありませんか。注文住宅などを建てる際に費用の目安とされるものですが、数字だけ比較しても実は参考にならないことがあります。ここでは坪単価の基礎知識や計算方法について詳しく解説します。

【2024年版】注文住宅の坪単価の相場・計算方法・安くするコツを解説

【2024年版】注文住宅の坪単価の相場・計算方法・安くするコツを解説

「坪単価って結局いくら?」「なぜ同じ建物でも会社によって違うの?」とお悩みの方へ。この記事では、注文住宅の坪単価の仕組みから平均相場、そして費用を抑える方法までをやさしく解説します。価格だけで判断しない“賢い選び方”がきっと見つかります。

坪単価とは?意味と計算方法をやさしく解説

坪単価とは、建物の本体価格を延床面積(坪数)で割った金額のことです。1坪は約3.3㎡に相当し、住宅のコスト感を比較するために使われます。

計算方法の具体例

たとえば、建物本体価格が2,400万円で延床面積が40坪の場合、坪単価は「2,400万円 ÷ 40坪 = 60万円」となります。ただし、会社によって延床面積ではなく施工床面積を使う場合もあり注意が必要です。

全国平均の坪単価は?地域別比較と傾向

住宅金融支援機構の調査によると、注文住宅における平均建設費は全国で3,452万円。平均延床面積は125.8㎡(約38坪)で、坪単価は約90.7万円です。

首都圏や都市部は面積が狭い反面、建築費が高いため坪単価が上昇する傾向にあります。

参考:住宅金融支援機構「フラット35」融資利用者調査結果

なぜ会社によって坪単価が違うの?

坪単価が異なる主な理由は以下の2つです:

  • 面積の基準が違う(延床 vs 施工床)
  • 本体価格に含める範囲が異なる(付帯工事含むかどうか)

したがって、単純な金額比較は避け、**総額の内訳や見積もり条件を確認することが重要**です。

坪単価を抑えるには?費用削減の3つのコツ

  • 床面積を減らす:廊下を減らすなどコンパクト設計にする
  • 構造をシンプルにする:四角形の総2階が最も効率的
  • 設備のグレードを見直す:水回りや壁材を見直してコスト調整

注文住宅の坪単価は“目安”。本当に大切なのは総額と納得感

たとえば、坪単価は安く見えても別途工事費が高ければ、結局総額で損をする可能性もあります。そのため、**「坪単価だけで判断せず、総額と満足度のバランスを見極める」**ことが成功する家づくりのカギとなります。

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