株式会社相模テック 竹田氏
- ビルドアートとはいつからの付合いか、きっかけ
- 付き合いは4-5年ほどになります。もともと紹介で代表と久米社長は顔見知りではあったのですが、偶然お会いした際に挨拶をして、そこからご縁がつながって今まで一緒にお仕事をさせて頂いているといったところです。
- ビルドアートはどういう会社ですか?
- 家に関していうと、建売の会社などと比べるとやはり特徴的なお家が多くてこだわりがあるお家ばかりだなといつも思っています。かっこいい家が多いと思います!
あとは人に関していうと、注文住宅だけでなくアパートやその他の建築などに関わらせてもらっていていろいろな監督の方とやり取りをしていますが、明るく、物腰が柔らかくて礼儀正しい方が多いなという印象があります。現場なので、天候や色々な事情で切羽詰まることもあると思うのですが、そんな中でも気遣いがあります。年配の方から若い方まで様々いらっしゃいますが、皆さんと仲良くさせていただいています。話してて楽しい、ポジティブな方が多いです。
- 家づくりのどの部分に関わっていますか
- 私達は足場工事なので、なにもないところに足場をたてて、サイディング(外壁)屋さんや塗装屋さん、大工さんが作業ができるような環境を作っています。
- その仕事の難しいところ、こだわっているところ
- そうですね・・・。まず図面(寸法)をもらってそこからどの足場の材料を持っていくかを計算して足場の図面を作ったりするので、その計算が難しいです。足場の板や手すりは色々な大きさがあるので、それを組み合わせて設計していきます。どうしても敷地内に足が立てられず近隣の方に協力をお願いする必要があったり、敷地の環境によって本当にさまざまですね。
あとは、とにかく事故がないように安全な足場を組むことが我々の使命だと思うので、そこを特に気をつけてやっています。
- その仕事の喜び
- 足場はお家が完成するときには解体してしまうので、結局は形には残らない仕事なんですよね。でも、出来上がった足場をみると達成感はあります。特に大変な現場であればあるほど。
あとは、現場でお施主様にお会いすることもあって、そのときに『ありがとう』や『すごいね』など声を掛けてもらえることがあります。そういうことがあると、活力になるねと皆言っていますし、嬉しいです。特にリフォームの現場だと、実際に現場にお施主様が住んでいらっしゃるのでコミュニケーションを取ったりお声掛けいただけることが多いです。元気にやっていると、ねぎらいの言葉を掛けてくださったりお気遣いを頂いたりして現場のスタッフがそれがやりがいだと言っています。
- あなたにとっての“クラフトマンシップ”とは
- 私達が組んだ足場によって大工さんや作業する職人の方の人工が変わるという話を聞きます。普通は3人工で行う工程が、やりやすい足場だと2人で済んだりすることもあるそうです。なので、ただ綺麗に足場を組めればそれでいいやではなく、使う人の立場にたって足場を作っていくということを大事にしています。
また、無理と言わないということも大切にしています。当然、到底難しいこともあるのですが、まずはどうにかしてできる方法はないのか一生懸命考えてみるということを心掛けていますね。やれることを探すことは、お客様のためにもなるし、自分たちの成長にもつながると思います。それで、よく現場の(足場を作る)職人とぶつかりあったりもします(笑)。
でもやっぱり、安心安全な足場を作る。これに尽きるかなとも思います!
- なにか、今目指していることや目標はありますか
- 他社との差別化としてかっこいいユニフォームやただの白ではないかっこいいトラックを作ったり、話題になる看板を出してみたり、これは取引業者の方にご挨拶でお渡したりしているのですがオリジナルのカレーを作ったりしています。みんなやってないことをやって、良くも悪くもまわりに覚えてもらえるような工夫をしています。それは、現場で働く職人たちが誇りを持って働くことにも繋がり、それがクオリティの向上や営業活動にもいい影響を与えてくれていると思っています。そういう取り組みを今後も行って、もっとたくさんの現場に安心安全な足場を届けられたらと思っています!