地球環境と家について
Date:2016年9月17日 / Category:ブログ
こんにちは。広報の服部です。
ようやく涼しくなってきましたね。今年の夏は台風が北海道に上陸したりと、例年とは違う環境変化のニュースがたくさんありましたね。
さて、先日、YKKAPさん主催のセミナーに参加させていただきました。
このセミナーは、「2020年 ZEH義務化に向けた家づくり」という内容でした。その中でも、第2部の、早野先生という住宅のエネルギー分野で活躍される先生のお話がとても参考になったので、ご紹介いたします。
みなさん、「地球温暖化」「二酸化炭素排出量を減らす」「気候変動」「省エネ」など、環境に関するワードを、日々の暮らしで本当によく耳にすると思います。
「このままでは2050年には温度が上昇してしまい、地球が熱くなってしまう」と認識している方が多いのではないでしょうか。
私もそのような認識でしたが、地球温暖化がもたらすものというのは、ただ単純に地球が熱くなるということだけではありません。
日本から世界に目を向けてみると、世界各地でも環境変化が目まぐるしく起こっています。
温度上昇により北極の氷が溶け出し、海面が上昇しているというのは、みなさんご存知だとは思います。しかし、それ以外にも、エジプトでの寒波による降雪や、中国の川の大氾濫など、世界各地で様々な変化がみられます。
地球温暖化とは、暑くなるだけではなく、気温が低かったところの温度が上がり、気温の高かったところの温度が下がるなど、本当に様々な環境変化を地球にもたらすものなのです。
日本では、「京都議定書」(COP3)というものが1997年に開催されました、ここで、今後の地球環境保全の取り組みが議論され、35か国が二酸化炭素排出の削減義務を負うことになりました。
COP3では「アメリカ」「中国」「インド」といった主要二酸化炭素排出国は調印に拒否したため、除外されました。
しかし、今年の「パリ協定」では、ようやく全ての国が参加することとなり、京都議定書の時点で35か国だった数は、190を超えるまでに増えました。
これだけ多くの国が、「環境変化」を問題視しているという事です。
今年の「パリ協定」では、参加国は、2023年から5年ごとに、自国の二酸化炭素排出量の削減目標を提出する義務を負うこととなったのです。
これまで以上に、世界各国、そして日本は、二酸化炭素排出量にシビアになっていくことが決まったのです。
そうなってくると、当然のように、今後「炭素税」なるものが導入されるのではないかと言われています。
「炭素税」は、電気使用量に応じて、一定の額が課税されることが予測されますが、ここからどんなことが言えるでしょうか。
日本では電力の自由化により、市場原理が働き、価格は安くなると言われてもいましたが、この「炭素税」が導入されれば、むしろ電気料金は現在より高くなることが予測されます。
もしそうなると、年間の電気料金は、今のままの設備や住まいでは、上がってしまうという事です。
では、電気料金の上昇、地球環境の変化に備えるには何をすれば良いのでしょうか?
一つの答えが、「住宅性能を向上させる」ことです。
「住宅性能」を向上させるということは、すなわち、
1、高気密・高断熱の仕様にする
2、太陽光を載せることにより、消費電力を削減する
3、高気密高断熱により、そもそも使用する電力を削減する
これら3つが大きなポイントとなります。
ここまで長文で色々お話してしまいましたが、日本政府が「ゼロエネルギーハウス」を将来的に義務化し、そのために現在「補助金」を出してまでこの「ゼロエネルギーハウス」を普及させようとしているのは、こういった背景があるからなのです。
日本、世界がこのような方向で進んでいく中、「住宅性能」の向上がますます求められます。
裏を返せば、将来的に、政府が求めているような性能を発揮できない家は、「資産価値」が下がってしまうという事です。
是非、この機会に、地球環境と住宅のかかわりについて考えてみて下さい。
今現在、ハウスメーカーで、この「ゼロエネルギーハウス」を建てようとすると、かなりの金額となります、
しかし、ビルドアートは「夢をかなえる」ことが会社理念です。
是非、一度、ビルドアートの「エネルギーハウス」の資料をご覧いただき、お気軽にご相談いただければと思います。
家づくりについて相談したい!だけでも大歓迎ですので、お気軽に資料請求、お電話お待ちしております!