Build Art Stories|家ができるまでの物語|第2回
Date:2025年2月19日 / Category:ブログ
第2回:「基礎工事スタート!住まいの土台づくり」
こんにちは、ビルドアートです。
この連載「Build Art Stories|家ができるまでの物語」では、実際に施工が進む現場の様子をリアルにお届けします。
「どんな流れで家ができていくのか?」「現場の職人さんたちはどんな作業をしているのか?」
そんな疑問にお答えしながら、家が形になっていく過程を写真とともにご紹介していきます。
家づくりを考えている方はもちろん、建築に興味がある方にも楽しんでいただける内容になればと思います!
前回は、建物の位置を示す「地縄張り」の様子をお届けしましたが、今回はいよいよ基礎工事が始まりました!
家づくりの第一歩となる基礎工事は、建物の強度や耐久性を左右する大切な工程です。
それでは、今回も現場の様子を写真とともにご紹介します。
基礎工事の進行状況
写真は、ベースコンクリートの打設が完了した状態です。建物をしっかり支えるため、鉄筋を組んだあとにコンクリートを流し込み、しっかりと固めていきます。
基礎の中に見える鉄筋は、建物の荷重を支え、強度を高めるための重要な部分。
この鉄筋が組まれることで、建物の耐震性や耐久性が確保されます。
ベタ基礎工法を採用することで、地面全体で荷重を分散し、不同沈下を防ぐ構造となっています。
しっかりとした基礎ができることで、安心して暮らせる住まいの土台が完成していきます。
基礎工事の流れ
「家を建てるのに、なぜわざわざ縄を張るの?」と思う方もいるかもしれません。
地縄張りの目的は、大きく分けて以下の3つです。
- 砕石・防湿シート施工
まず、地盤をしっかり固めるために砕石を敷き詰め、防湿シートを施工します。
防湿シートは、地面からの湿気を防ぐための大切な役割を果たします。
湿気は木材を劣化させる原因になるため、住まいの寿命を長くするために欠かせない工程です。 - 鉄筋組み(配筋工事)
次に、鉄筋を組んでいく「配筋工事」を行います。
鉄筋はコンクリートの強度を高め、家の重みをしっかり支えるためのもの。
この段階では、建築基準法に基づいた適切な間隔で鉄筋が配置されているか、
細かくチェックしながら施工を進めます。 - コンクリート打設(ベース部分)
鉄筋がしっかり組まれたら、いよいよコンクリートを流し込む工程へ。
今回の写真は、このコンクリート打設が完了した状態です!
表面が滑らかに仕上がっているのがわかりますね。
しっかりと乾燥させることで、強固な基礎が出来上がります。
次回は立ち上がり部分の施工へ!
基礎工事が進むと、次はいよいよ建物の形が見えてくる立ち上がり部分の施工に入ります!
ここからは、いよいよ家の全体像が見えてくるフェーズになりますので、引き続きレポートしていきます。
次回もお楽しみに!