冬でも暖かい家を作る秘密??
Date:2023年11月23日 / Category:ブログ
こんにちは。
本日は、冬暖かい家を作る秘密と題して、注文住宅の家づくりに使われる断熱材について
お話しいたします。
断熱材は、一年中快適に暮らせる家づくりをする上でとても重要なポイントです。
どんな種類があるのか見ながら一緒に暮らしやすい家づくりを実現していきましょう。
【断熱材の種類】
断熱材の種類は11種類。今回はその中でもグラスウール・ロックウール・ウレタンフォームの3つを比較しながら紹介していきます。
①グラスウール
数ある断熱材の中でも比較的安価で、入手しやすく取り扱い易いのが特徴です。木造の注文・建売住宅の施工に最も使われている断熱材と言われています。
値段、断熱性、防音性などのバランスが良いことがメリットですが、
ただ、タッカーなどの工具を用いて断熱材を固定することから、電気配線やコンセントの周囲などにどうしても隙間ができてしまうというデメリットがあります。
①ロックウール
ロックウールも
ただ、グラスうールと同様タッカー(大きなホチキスのような工具です)などの建築用工具を用いて断熱材を固定することから、電気配線やコンセントの周囲などにどうしても隙間ができてしまうというデメリットがあります。
また、①と共通することですが施工を丁寧に行わないとタッカーの針の隙間から湿気や水分が侵入したリ空気が通ることで腐食や結露の原因となる可能性があります。
③ウレタンフォーム
ウレタンフォームには工場であらかじめ施工をしたボード状のものと、現場で直接壁に吹き付けるタイプの2種類があります。(最近よく使われているのは現場で直接壁に吹き付けるタイプです。)
フォーム上のウレタンを直接壁に吹き付けるので形状にかかわらず家全体を包み込むように細かな隙間まで断熱材を充填することができます。
デメリットとしては燃えると有毒なガスが発生するということがありますが、ウレタンフォームの原料には、シックハウスの原因とされるホルムアルデヒドをはじめ、その他のVOC(揮発性有機化合物)を含まない安全なものもあります。
ビルドアートの注文住宅は、断熱材として、③のウレタン吹付け断熱を採用しています。
吹き付けた瞬間に100倍以上に発泡するウレタン吹付け断熱は、建物の形状に合わせてすき間なく断熱材を充填することができ、しかも経年による劣化もほとんどなく、断熱材として最高水準の性能を発揮し続けることができます。
隅々まで断熱材を吹き付ける事で、冬でも暖かく室内の温度を一定に保つことが出来るようになり、ヒートショック(急激な温度変化により血圧が急激に上下してしまう現象です。血圧の変動は心臓に高負担なため、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まります)を防ぐことができます。
快適な家で、家族の健康と笑顔を守る。そんな思いで家づくりを行っています。