梅雨入り
Date:2014年6月12日 / Category:ブログ
こんにちは
工事部Tです。
毎年恒例の嫌な季節がやって参りました。
梅雨です
関東も平年より3日程早く、6月5日に梅雨入りを発表したそうです。平年より早い分、早く梅雨明けを迎え太陽をいっぱい浴びたいと願います。
我々ビルドアートは木造建築を主として、お客様方に提供しているわけですが、この時期に新築をご依頼されているお客様のほとんどの方は雨と建物の関係について頭を悩ませていると思います。
そこで、今回は雨について一般的に取られている対策を紹介したいと思います。
まず、下の写真をご覧下さい。
基礎に穴が空いているのが分かりますか?
建築会社によって様々な形状があると思いますが、目的は同じです。工事中に雨に降られた場合、水は下へ下へと落ちていくものです。建物内部の水は最終的に基礎の中へと落ちて行きます。その水を建物外部へと逃がす為のものです。
このままだと虫が入ってくると思いますよね?当然最後には埋めてしまいます。
続いてこちら
これは床合板の写真です。矢印の先に撥水処理と刻印されているのが見えると思います。
雨に降られた場合、床は多くの水を受けてしまう面になりますので撥水処理のされたものを使用しています。
最後に
バルコニーに開いているこんな穴見た事ありませんか?
これはオーバーフロー管と呼ばれるものです。多くの場合排水の上についている事が多く、またバルコニーの窓よりも低い位置に開いていて外壁を貫通し外部まで飛び出しています。
これは万が一バルコニーの排水が詰まってしまった場合、プールになってしまった雨水が室内に入り込まないように窓の高さに達する前に外部に水を吐き出す働きをします。
今回挙げた内容はごく一部ですが、様々な工夫が一軒の家にはぎっしり詰まっております。もし現在、新築をお考えの方がおられましたら、一度弊社の建築現場に遊び来ませんか?
社員一同心よりお待ちしております。